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​大久保康子さん(保育園園長)

2017年10月

★こちらの幼稚園は、2018年1月 NHK BS「コウケンテツ世界の幸せごはん紀行」にて、園内の食育模様が放送されました。

(園内参考写真)

一般幼稚園研修

短期間なので、最初は1クラスをずっと見て子供たちの名前などを覚えたかったですが、日本の担当者さんのご提案通り、1才~6才クラスへと日々違うところを見ることで変化を感じることが出来、参加者側には学びが大きかったなと思いました。

​外でお昼寝のくだりや、クラスごとのお部屋のテーマとそのしつらえ(これはこの園ならではかと)、カフェシステム、iPad入力→廊下のモニターの「保護者との情報共有」など、とにかくここに来なければ考えもしないアイデアに溢れていました。

食事時

​10時は朝のサークルタイムを兼ねます。

 

レバーパテとか卵とかチーズとかカレーのとろみの付いた魚が載ったパン。シンプルだけどおいしそうなスモーブロー

この日のお昼の時間はパスタ。

 

私の今の園にもありますが、"Today's helper"制度で、5,6歳クラスは先生は一切手を出しません。お皿、コップ、フォーク・ナイフ、テーブルクロス、みんな準備します。

 

W君はフォーク・ナイフを一個ずつ並べる。A君はフォーク・ナイフをセットしてから並べる。色々やっていくうちに間違いのないやり方を学ぶわけです。

カフェタイム(3時のおやつタイム)。

 

子供たちは遊んでいます。普通の幼稚園なら一斉に手を洗ってテーブルにつかせるのですが、「1名のカフェタイム専任のスタッフ」の元、12名様だけ先着で部屋に入ってセルフサービスのおやつを食べます。残りの子は入り口で並んで座って待つ。出る子がいると順番に座れる。他の先生は園庭だけを見ていればいいというわけです(なんて効率がいいの!)。この日のメニューはジャガイモ、パン、きゅうり、そして牛乳。みんな野菜大好き。

お部屋

お部屋の作り。

 

0,1歳のように小さいクラスは室内にボードが仕立てられていたり、滑り台付きのプレイハウスがあったりする。0,1歳のクラスはアウトドア感が演出されている。

 

年齢が上がると、室内は台所やベッドルームのようなしつらえに代わり、クラスが生活感のある空間に変わって行く。

3歳のクラスはコスチュームが飾られ、「お部屋感」が漂う。

0歳児は外でお昼寝をさせるそうで、「え、冬は?」と聞くと、「そうね、気温がマイナスになったら中へ入れるけど、いいでしょ、フレッシュエアーで。」とウィンクされました。

この日はSpider songと、Sleeping bunny song をデンマーク語で聴けてうれしかった。

お昼寝

印象に残ったこと

子供に与える教育ではなく、「引き出す教育」をしてるなと思った点。

例:Today's helperさんのランチセッティングも先生は声掛けでフォローはするものの、基本は自主性に任せている点など。

ホームステイ

ご夫婦とも日本語がわかるので、つい日本語で話し込むこともありましたが、デンマーク人の旦那さんとは英会話も頑張ってみました。デンマークの移民政策の話などで盛り上がり、面白難しかったです。

 

夕食の後、ソファで御茶を飲みながら日々そんなニュースや日常あったことの会話をしていると本当に家族のように受け入れてくださっている安心感を感じました。

​猫好きの奥さんとは飼い猫オリオンちゃんの話で盛り上がりました。夜寝る時はドアを開けておくと訪ねてくるオリオンちゃん。布団で丸くなる姿に癒されました。

​写真:ホストファミリーと

観光

街は建物が一々かわいらしく、都市部はスタイリッシュ、郊外はお家の三角屋根がかわいらしく、ヨーロッパ!北欧!と実感しました。

 

外に出られるのは夕方数時間、メインは研修なので大して回れませんでしたが、カナルツアーで見たニューハウンの美しさ、帰国前に連れて行ってもらったクリスチャニア自治区の独特な雰囲気が心に残りました。

 

トーブハレヌの市場は活気があって刺激的でした!!ここで念願のスモーブローをホストマザーと頂きました。お土産も買えるしおススメです。

 

その他、人魚姫、ローゼンボー城、デザインミュージアムにも行きました。一つ一つ、もっと時間をかけて見たかった。イヤマ、Fタイガーも楽しみながら(大急ぎでしたが)買い物をしました。

​写真:観光先で撮った写真

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