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​内藤鶴由香さん

(児童英語教師)

2023年6月参加

デンマーク研修体験レポート

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 とても開放的で平和でのどかだなと思いました。

デンマークの方たちは、どの人もいつも機嫌が良く、目が合うと微笑みを返してくれたり、「Hi!」と挨拶をしてくれました。また、道に迷った時に行き方を聞いたのですが、どの人もとても丁寧に教えてくれて、ある人は目的地まで一緒に付いてきてくれました。

​ 初めての一人旅でとても不安でしたが、この国の人たちにたくさん助けられました。このような貴重な経験ができて本当に良かったなと思います。

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シュタイナー幼稚園研修

シュタイナー園の子供たちはみんな生き生きしていました。自分の考えをしっかり主張していて、自分のやりたい遊びをしていました。ここの子ども達は登園の時に、お父さんやお母さんと離れる時に泣きません。私は登園の時は子ども達が泣いているイメージがあったので、不思議に思い、園長先生に質問しました。園長先生は「ここの子ども達は安心感を持っているからだよ」と答えられました。

保育にとって”安心感”はとても大事だそうです。子ども達に安心感を与えるために、この園では毎週、毎日、毎時間やることが決まっているそうです。同じスケジュールを組み立てることで、子ども達が次に起こることを知り、自分のエネルギーをコントロールできるようになるとおっしゃっていました。私も保育の勉強をした時に、”安心感”という言葉を何度も目にしたので、実際に現場で確認できることができて良かったです。また、自分の心や体をコントロールするために、小さい頃から習慣づけをすることが大切であるということを知ることができました。

ホームステイ

​ 今回、私は初めてホストファミリーの家に泊まらせていただく経験をしました。初めはとても不安でしたが、とても優しいホストファミリーでした。物静かだけれども優しく見守ってくださったお父さん、明るくてパワフルで優しいお母さん。短い滞在でも、充実したものにできるようにと、私のやりたいことや行きたい場所を聞き、いろいろな場所に連れて行ってくださいました。 

​ 幼稚園実習のことや体のこと、お弁当のことなどたくさん気遣ってくださり、本当のお父さんお母さんのようでした。最後のお別れをする時には涙が出てきました。初めて泊まったホストファミリーの家がこのお家で良かったなと心から思いました。

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観光

 観光はローゼンボー城とアンデルセンの故郷であるオーデンセやコペンハーゲン市内に行きました。

​ どこも良かったのですが、中でも特に良かったのはオーデンセです。アンデルセン幼少期の家やアンデルセン博物館、アンデルセンが育った町を見ることができ、アンデルセンの生涯を少し知ることができました。

 

 アンデルセン童話はどれも少し悲しいストーリーですが、物語に込められたアンデルセンの想いやメッセージを少し理解することができました。また改めてアンデルセン童話を読んでみたいなと思いました。

総括

「すべてが自分への最高のご褒美!!」

「大変だな」とか「嫌だな」と思ったことが一つもなく、全てが楽しかったです。私にとってすべてが初めての経験で、わからないことや道に迷ったこともたくさんありましたが、全てが良い経験になりました。また、人のやさしさにたくさん触れることができました。普段の日常生活では絶対味わうことのできない経験だと思います。

このプログラムに参加する前は、本当に一人でデンマークに行って幼稚園研修に参加できるのかとても不安でしたが、勇気を出して一歩踏み出して良かったなと本当に思います。現地で様々な方に会いました。他の国からの観光客や幼稚園の先生、保護者さん、ホストファミリーたち、本当に素敵な人達でした。

​おいしい食べ物を食べられたことや、きれいな建物を見ることができたのも嬉しいですが、一番うれしかったことはいろいろな人との出会いがあったことです。今後もこのような経験ができたらいいなと思いました。

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​※本ページの写真は全て参加者の方からご提供いただいたものです

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